カモミール – やさしく包む“心のハーブ”。眠れない夜の味方に


この記事の要約

  • カモミールは「心を落ち着ける」リラックス系ハーブの代表格
  • 不安・イライラ・不眠・胃の不調など心身に寄り添うやさしい効果
  • 甘くリンゴのような香りで初心者にも飲みやすい
  • 妊娠後期・授乳期の女性にも使われる(※医師と相談)

カモミールってどんなハーブ?

カモミールはキク科のハーブで、古代エジプトでは「太陽のハーブ」として神聖視されていました。
その優しい香りとおだやかな効果から、ハーブティー初心者にも人気の高い品種です。

ヨーロッパでは“子どもの風邪薬”としても使われるほど安全性が高く、甘くやさしい味わいは心と体の緊張をほぐしてくれます。

カモミールの主な効果効能

ストレスや不安の緩和

カモミールの香り成分「アピゲニン」には、神経を穏やかにする作用があります。
イライラしやすい方や、気持ちが不安定なときにおすすめ。

安眠サポート

寝る前にカモミールティーを飲むと、自然な眠りにつきやすくなるといわれています。
寝つきが悪い、眠りが浅いと感じる方にぴったり。

胃腸の不調をやわらげる

カモミールは胃のけいれんや張り、食欲不振にも効果的。
ストレスで胃腸の調子を崩しがちな方に心強い味方です。

飲み方とおすすめアレンジ

● 就寝前にホットでゆっくり

寝る30分前に、カモミール単体またはラベンダーとのブレンドで。
香りに癒されながら、ナイトタイムのルーティンに。

● ミルクで煮出す「カモミールラテ」

カモミールを牛乳または豆乳で煮出し、はちみつを加えたミルキーな癒しドリンク
心も体もほっとゆるみます。

● 生理前のブレンドティー

ラズベリーリーフやローズなどとブレンドすれば、女性バランスを整えるハーブティーとしても効果的。

飲用時の注意点

  • キク科アレルギーのある方は注意
  • 妊娠初期は避け、後期は医師と相談のうえで摂取を
  • 過剰摂取は眠気を強めることがあるので量に注意

よくある質問(FAQ)

Q. カモミールティーはどんな味?

A. ほのかに甘く、りんごのような香りがする飲みやすいハーブティーです。

Q. 毎日飲んでも大丈夫?

A. 基本的に安全ですが、妊娠中や授乳中の方は必ず医師と相談してください。

Q. 子どもでも飲めますか?

A. ヨーロッパでは風邪のときに与える文化もあり、薄めであれば子どもにも安心して使われています

まとめ:心にやさしく寄り添う1杯を、毎晩のご褒美に

「今日もがんばったな」「ちょっと疲れたな」
そんなときに、そっと寄り添ってくれるのがカモミールです。

  • ベッドに入る前のナイトルーティンに
  • ストレスを感じる日のお守りティーに
  • 生理前の心の波をやさしく整える時間に

あなたの毎日に、やさしい香りと温もりを届けてくれるカモミールの1杯を。
ハーブが、心と体にそっと寄り添う時間を作ってくれますように。


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西井理乃

aloalo 代表

JAMHA ハーバルセラピスト / ハーブティーソムリエ / カウンセリングハーバリスト

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