花粉症に負けない!自然の力でやさしくケアするおすすめハーブ5選

この記事の要約

  • 花粉症のつらい症状にやさしく寄り添う自然派ハーブケア
  • 抗アレルギー・抗炎症作用のあるハーブ5種を厳選
  • 鼻水・目のかゆみ・肌荒れ・眠りの質にもアプローチ
  • 薬に頼りすぎず、女性にやさしいセルフケアを提案

秋の花粉症、つらくないですか?

花粉症というと春のイメージが強いですが、実は秋にも花粉症は起こります。
ブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどの植物が原因で、鼻水・くしゃみ・肌荒れなどの症状を引き起こします。

特に20〜30代女性は、冷えやホルモンバランス、自律神経の乱れが重なりやすい時期。
「なんだか毎年この時期に体が重い…」と感じているなら、秋の花粉症が原因かもしれません。

そんな時に頼りになるのが、自然の力で体をやさしく整えてくれる「ハーブ」です。

秋の花粉症におすすめのハーブ5選

1. ネトル(Nettle)

「天然の抗ヒスタミン剤」として有名なハーブ。
アレルギー反応の原因であるヒスタミンの過剰な放出を抑えてくれます。

  • 鼻づまり、くしゃみの軽減
  • ミネラル・鉄分が豊富で女性の体にやさしい
  • デトックス・むくみ対策にも◎

飲み方のポイント:香りにクセがあるため、ミントやルイボスとブレンドして飲むと◎。

2. エルダーフラワー(Elderflower)

ヨーロッパでは風邪やアレルギーの民間療法に使われてきた定番ハーブ。
喉のイガイガや鼻の炎症をやさしく鎮めてくれます。

  • 鼻づまり・喉の乾燥に
  • 軽い発熱やだるさにも
  • 自律神経の乱れを整える作用も

飲み方のポイント:ホットティーにして、はちみつを加えると喉にやさしく、癒しの時間に。

3. ペパーミント(Peppermint)

秋の花粉症でありがちな“ボーッとした重だるさ"にスーッと効くハーブ。
メントール成分が鼻の通りを良くし、リフレッシュさせてくれます。

  • 鼻づまり、集中力低下に
  • ストレスや胃の不調にも有効
  • 秋の眠気対策としても◎

飲み方のポイント:朝や仕事中の1杯におすすめ。ネトルとのブレンドで花粉対策ティーに。

4. カモミール(Chamomile)

秋の花粉症で荒れやすい肌トラブルやイライラ感をやさしくケア。
心も体もほぐすハーブティーの代表です。

  • 肌荒れ・かゆみ・乾燥のケア
  • 不安感やストレスをやわらげる
  • 就寝前の1杯で睡眠の質を高める

飲み方のポイント:1日頑張った夜に。ラベンダーやローズとのブレンドもおすすめです。

5. レモングラス(Lemongrass)

爽やかな香りと巡りを整える作用で、秋特有の「なんとなく不調」を一掃。
免疫を整え、花粉のダメージを受けにくい体づくりにも役立ちます。

  • 抗菌・抗炎症作用
  • 血行促進、冷え対策
  • 秋の憂うつ感のリセットに◎

飲み方のポイント:ミントやジンジャーとブレンドして、朝の1杯に。

ハーブティー習慣がもたらす“やさしい変化”


症状 ハーブで期待できる作用
鼻水・くしゃみ ネトル、ペパーミントで緩和
肌荒れ・かゆみ カモミールで鎮静+保湿
やる気が出ない/眠い レモングラス、ミントでリフレッシュ
喉が乾く/声がかれる エルダーフラワーがサポート

よくある質問(FAQ)

Q. ハーブはいつから飲めばいい?

A. 花粉が飛び始める2〜3週間前からがおすすめです。秋なら9月中旬からが目安。

Q. ハーブは1日何杯まで?

A. 目安は1〜3杯。体調やカフェイン摂取量と相談しながら、自分のペースで取り入れましょう。

Q. 妊娠中でも飲んでOK?

A. カモミールやペパーミントなど、妊婦さんには避けた方がいいハーブもあります。心配な場合は医師に相談を。

まとめ:秋こそ、ハーブで「自分を整える」季節

秋は、花粉症だけでなく、冷え・乾燥・気分の落ち込みなども起こりやすい季節。
そんなゆらぎやすい季節こそ、ハーブの力で内側から整えるケアを習慣にしてみませんか?

  • 朝はレモングラスやミントでシャキッと
  • 昼はネトルブレンドでアレルギー予防
  • 夜はカモミールで心と肌をやさしくケア

植物の恵みを取り入れて、秋を気持ちよく、自分らしく過ごす準備を始めましょう


西井理乃

aloalo 代表

JAMHA ハーバルセラピスト / ハーブティーソムリエ / カウンセリングハーバリスト

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