冷え性女子のためのハーブティー ~内側からあたためる、やさしい温活習慣~

「冷え」は万病のもと。20~30代女性の8割が悩んでいる?

「手足が冷たい」「生理痛が重い」「お腹を壊しやすい」
これらはすべて、“冷え”からくる不調かもしれません。

特に20~30代の女性は、筋肉量が少なく、ホルモンバランスもゆらぎやすい時期。
そのため体が冷えやすく、冷え性による慢性的な不調を抱えている方が非常に多いのです。

  • 夏の冷房で冷える
  • デスクワークで下半身が冷える
  • 生理前に体がだるくなる
  • 手足が冷たくて眠れない

そんな悩みを抱えるあなたへ。
今回は、体を内側からやさしく温めてくれるハーブティーについて、詳しくご紹介します。

冷えの原因は「血の巡り」と「自律神経」

冷え性は、ただ「寒いから冷える」という単純な話ではありません。
以下のような複数の要因が重なって起こります:

  • 代謝の低下(筋肉不足・加齢・運動不足)
  • 自律神経の乱れ(ストレス・睡眠不足)
  • ホルモンバランスの変化(生理周期・妊娠・出産)
  • 食生活の偏り(冷たいものの摂りすぎ・栄養不足)

これらが原因で血行が悪くなり、熱をうまく体に巡らせられなくなるのです。

そこで、体の中から巡りを整え、ぽかぽかと温まるための習慣としておすすめなのが、「ハーブティー」です。

温活におすすめのハーブ7選

冷え対策には、「血流促進」「発汗促進」「内臓温め」「自律神経調整」などの作用をもつハーブが効果的です。



ハーブ名 特徴・効果
ジンジャー 発汗・血流促進。内臓からポカポカに温める
シナモン 末端の冷え・生理痛対策に。甘い香りも癒し効果あり
ネトル 鉄分・ミネラルが豊富で、貧血による冷えにも◎
エルダーフラワー 発汗・デトックス。風邪の初期にも使われる
フェンネル 消化促進・ガス抜き。お腹が冷えやすい人におすすめ
レモングラス 巡りを整え、爽やかな香りで気分リフレッシュ
ローズマリー 血行促進と集中力アップ。朝の冷えに効果的

これらのハーブは、1種類でも十分に効果がありますが、ブレンドすることで相乗効果が期待できます。

冷え性に効くおすすめブレンドレシピ3選

①「ぽかぽか温巡りブレンド」

  • ジンジャー
  • シナモン
  • ネトル

スパイシーで甘みのある香りが特徴。
朝の1杯や、冷えたオフィスでのティータイムにおすすめ。

②「お腹をあたためるやさしいブレンド」

  • フェンネル
  • ジンジャー
  • レモングラス

胃腸の冷えや下腹部の冷えが気になる方に。
生理前のイライラやむくみ対策にも◎。

③「夏の冷房冷え対策ブレンド」

  • エルダーフラワー
  • ローズマリー
  • オレンジピール

冷房で冷え切った体を内側から温めてくれる、爽やかで飲みやすいブレンド。
夏の冷え性女子必見です。

飲むタイミングと続け方のコツ

冷え性対策は「継続」が何より大切です。
1杯で劇的に変わることはなくても、毎日少しずつ巡りを整えることが効果につながります。

■ タイミングの目安

  • 朝起きてすぐ(体温を上げる)
  • 食後30分(消化促進+血行促進)
  • 生理前の1週間(ホルモンの乱れによる冷え対策)
  • 冷えたと感じた瞬間にすぐ飲む(カバンにティーバッグを常備)

■ 習慣化のコツ

  • お気に入りのカップやタンブラーを用意
  • 「朝ティー」「夜ティー」と時間を決める
  • 冷えを記録することで、自分の体調変化に気づける

ハーブティーを飲んだ人の声(20〜30代女性)

「冷えと生理痛がひどくて、薬に頼ってばかりだったけど、ハーブティーを飲み始めてから緩やかに改善してきました」(29歳・事務)

「夏でも手足が冷えて眠れなかったけど、ジンジャーティーを夜に飲むと自然と眠気がきます」(26歳・保育士)

「冬の通勤前にタンブラーで持ち歩いてます。体も気分も温まって元気が出る!」(32歳・営業)

よくある質問(Q&A)

Q. 冷たいハーブティーでは効果は薄れますか?

→ できれば温かいものを。冷たいものは内臓を冷やしてしまう可能性があるため、冷え対策としてはホットで飲むのが理想です。

Q. 市販のジンジャーティーではダメ?

→ 基本的にはOK。ただし、甘味料が多く含まれているものや香料だけのものは、効果が薄まる場合があります。ドライハーブを使った無添加のものがおすすめです。

Q. 飲みすぎても大丈夫?

→ 1日2~3杯が目安。刺激の強いハーブ(シナモン・ジンジャーなど)は、妊娠中や胃腸が弱い方は量を控えめにしましょう。

まとめ:毎日の1杯で、冷えに負けない私になる

冷え性は体質だと思われがちですが、実は生活習慣や体内バランスを整えることで改善できる症状です。
体が冷えると、心まで縮こまりがちに。
だからこそ、ハーブティーでぽかぽかと巡る体を作って、自分らしくのびのびと過ごせる毎日を目指してみませんか?

  • 朝の1杯で代謝を高める
  • 食後の1杯でお腹をやさしくケアする
  • 就寝前の1杯で手足の冷えをゆるめる

ハーブティーは、忙しいあなたの生活に寄り添ってくれる“あたための相棒”です。

今日からあなたも、温活ハーブティー生活をはじめてみましょう。


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西井理乃

aloalo 代表

JAMHA ハーバルセラピスト / ハーブティーソムリエ / カウンセリングハーバリスト

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